猫の習性

猫ってなんで水が苦手なの?理由と克服方法

猫って水が苦手といわれていますが、なぜ苦手なのか知っていますか?。
猫は雨の日になると元気が無くなったり、お風呂に入ることを拒否したりますよね。
今回はそんな猫の水嫌いな理由と克服方法を紹介します!

猫が水嫌いは先祖の記憶?

猫が水嫌いな理由は猫の起源にあります。

猫の祖先は、砂漠に済むアフリカヤマネコといわれています。砂漠は昼と夜の寒暖差が激しく、その環境に耐えるために、暑い時には断熱、寒い時には保温ができる毛になったといらわれています。

その便利な猫の毛は油分が少ないため、一度水にぬれると乾きにくい毛の質になっていて大人になっており、濡れたままでいると夜間の寒さで死んでしまうので、その先祖の記憶で苦手とされています。

成猫でも大丈夫?水嫌いな猫の水克服方!

やはり水が嫌いな猫の方が圧倒的に多い中、中には水遊びやお風呂が好きな猫ちゃんもいます。
実際に動画サイトやSNSで「猫 風呂」などで検索すると気持ちよさそうにお風呂に入る猫ちゃん達の動画があったりましす。どの猫も嫌がっている様子はなく、気持ちよさそうに入っています。
気持ちよく入っているのを見ていると、こちらまで幸せな気分になってしまいますよね。
そんな猫ちゃんになれるように、水やお風呂になれる克服方法をご紹介します。

猫は子猫のころからシャワーをするなどして慣らしていくことで、多少水になれることができます。それでも一度いやなことがあると、それ以降は苦手になってしまう場合があります。

お風呂に入る前にする事や注意事項を一覧にしてみました。
1.お風呂に入る前には必ず『爪きり』をしましょう。切らないと暴れたときにツメで怪我をする場合があります。
2.抜け毛があるとシャンプーしにくいのでブラッシングをしましょう。
3.耳の中には水を入れないように。耳の中に水が入ってしまうと病気になってしまう可能性があります。
4.シャワーはしない。シャワーの音が怖いと思っている猫がいますので。
5.ダメと思ったらすぐ止めること。『お風呂=嫌なこと』の記憶が残ってしまうと、なかなか水が苦手なのが克服できません。

猫の水嫌いの克服方法! 習性を活用しよう

ねこふろ
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猫には、狭い場所や丸い場所に入りたがる習性があります。その習性を利用し、水の中で遊ばしてみましょう

用意するものは、洗面器やタライなど猫が入れそうな程良い狭さの容器(丸方がベスト)。そこにぬるま湯(35度~38度くらい)のお湯をいれ、おもちゃや猫じゃらしで遊んでみましょう。

水の抵抗感がほとんどない猫なら、けっこう遊んでくれたりします。

アンちゃん

私は風呂ではガクブルになるよ

猫の水嫌いの克服方法!濡れタオルで遊ぼう

Point

水が本当に嫌いな猫は、ぬるま湯遊びでもダメなので、まずは濡れタオルで遊んでみましょう。
濡れタオルで体を少濡らしてみたり、濡れたタオルをねこじゃらしのようにして遊び、徐々に水がぬれても大丈夫にしてみましょう。
最初は足や顔からスタートし、徐々に体のほうを濡らしていきましょう。

アンちゃん

足の指の間はきもちいい

大きな音に注意

シャワーの音やドライヤーの音は猫にとってはストレスになり、パニックになる猫もいます。
シャワーの場合は水流は弱め、ドライヤーはいちばん静かなモードにしてください。猫は風も苦手な子が多いので、乾燥は特に気を付けて乾かしてください。
ドライヤーではなく布団乾燥機を使うと大きな音が出ないのでオススメです。

最後に

みなさんの家の猫はいかがでしょうか?やはりお風呂に入っている姿はかわいいですし、汚れも取れるので是非ともやってみたいですよね^^
ただ、猫にとっては、水に濡れるのは本能的な恐怖なのでしかたないのもあります。克服するまでには時間はかかるかもしれませんが、頑張ってみましょう!
私の家の猫も上記の作戦で克服できた猫ちゃんもいますので。